Newsletter 2025-05

Aki Machida

シリコンバレーの町田です

ニュースレター2025年 5月号

SID-DisplayWeek、(株) ダイチューテクノロジーズ、M.I.

このニュースレターは勝手ですが私と名刺交換させて頂いた方にお送りしております。人生の様々な経験は面白おかしくBLOGにも載せています。ご不要でしたら配信停止してください。

先月のニュースレターの富士山と桜は日本で見ることが叶わなかったので、ミッドジャーニーに描いてもらった絵でした。今月号はコンクール入賞多数の友人、高田氏がPentaxK1Mk2で撮影した本物の写真です。

５月だと言うのに大雨が降ったり、なかなか暖かくならない、物価高騰で財布も寒いシリコンバレーからお伝えします。皆様はご機嫌いかがでしょうか？

先月告知いたしましたように、SIDのDisplay-Weekがサンノゼ市で行われ、３日間行って参りました。日経クロステックから速報が出ています。基調講演はディスプレーの専門会議とは思えないAIの話ばかりで、ちょっと肩透かしをくらいました。展示ホールの方は画素欠陥の限界に挑戦するマイクロディスプレーと、リソグラフィー・ディスプレイの進歩によるせめぎあいが見れました。営業業務契約をしているMYRIAS社が提供するARグラス用WaveGuideに関しても多数の顧客開拓が出来ました。提携してから１年半の活動で動きが活発になってきました。ビジネスはこうした展示会からの種蒔きが効きます。

会場写真は500枚ほどありますので、会社ごとに区分けしてDropBoxに置いておきます。ご希望の方はEmail頂ければViewer権限を差し上げます。BLOGのページにはサムネイルと各社のコメントを載せます。尚、写真をセミナーや投稿記事に使われる場合は有償とさせてください。去年はそれを決めてなかったので、タダ働きとなり、いまだにもめております。

さて、今月から新しく、株式会社ダイチューテクノロジーズ様と顧問契約をいたしました。ダイチューさんは、上の写真のような事業を展開しており、業務用HDDやSSDの恒温試験装置が事業の柱のひとつで、その事業はUSにも既に顧客がいらっしゃいます。今後、駐在を派遣する準備もあり、その進出のお手伝いを引き受けることになりました。熱対策のエージングは電子機器にとって初期不良の排除として永久に重要な手段です。他の産業への展開も含めて、とてもエキサイティングな役割を頂きました。

２年半前、クライアント見込みも資格も無しに独立して、やっと日米の架け橋になるような成果が見えて来ました。嬉しい限りです。

私の回りにもグリーンカードやＥビザを取得して独立したい方が結構いらっしゃいますね。どうやって私がクライアントを見つけてくるか、とても気になるようです。プラグアンドプレーのランチ代でお話しましょう。笑

さて、今週から日本に雨男（？）として出張します。最大の目的はパシフィコ横浜で行われる画像センシング展に、顧問契約をしている遠赤外線カメラのフクロウビジョン株式会社がブース番号DS-9で出展しますので、説明員として参加いたします。この会社の先端技術である Fukuro-vision Shutter-Les Imaging について日本語の解説文を用意してますので、展示会前にはBLOGに載せておきます。

続きまして、６月の後半にはサンタクララ・コンベンション・センターでのSENSORs CONVERGE展があります。場所的にはこじんまりとした展示会場です。その分、産業用のセンサーメーカーとファウンドリー、テスターなどのメーカが集まる専門的な展示会です。今年度はFukuroVisionの遠赤外線カメラの展示を行います。ブース番号は1539のスタートアップゾーンに、テーブル１つでシャッターレスのVGAカメラを展示します。是非お越しください。

最後は与太話。1966年テレビから始まった「おはようフェルプスくん」のスパイ大作戦が主人公イーサン・ハントの「ミッション・インポッシブル」となり、今回がトム・クルーズ版の最後みたいです。仕事の指示はVHSテープを中国製のCRTテレビデオで再生するという滑稽さ。先週復習としてAmazon Prime で前作 Dead Reckoningを再度観直し、イーサンが秘密の鍵を入手したところで終わってしまったので、今回の期待は高かったです。タイトルはThe Final Reckoning。最終航法と訳せますが内容的には「最後の審判」の防衛、もしくは粉砕という壮大なテーマであります。久しぶりにカミさんとキャプションなしのIMAXシアターまで行って観てきました。とにかく、トレーラーでも紹介されてますとおり、スタントマンなしのトムのアクションは本当に見ていてハラハラしました。もちろんネタバレはいたしません（ただし英語版のWikipediaにPlotが全部出てます）。俳優さん、皆かっこいいですね。実を言うと早口のボソボソ会話部分は良くわからなかったので、後でもう一度観て確認することにします。笑