価値観の小話

Aki Machida

私が考える価値観の遷移


冒頭の写真は主にAIで作った作品です。リーダーシップマネージメント教育では、家族・健康・仕事・収入の4件くらいの指標で従業員の価値観を調査していました。


20代の頃は結婚もしてませんでしたから、仕事・収入・健康の順番で家族は蚊帳の外でした。


30代で結婚すると、カミさんがトップになり(汗;)、子どもが出来るとカミさん・家族・仕事・収入・健康の順番になりました。子供ができると、自分の親がどれだけ苦労して自分を育ててくれたかが身に沁みて分かります。何しろ自分が知っている親というのは物心ついてからであり、それ以前は知る由もないのです。


40代でも、この順位は変わらず、「」という軸は入ってきませんでした。むしろ子どもの習い事や教育費の負担で収入・支出の重要性が上がってきました。


50代になって初めての転職(しかもスタートアップ)を考え始め、不満と不安の天秤の中で、不安払拭として、負債の整理が一番重要になりました。とにかく家のローンを完済し、不測の事態に備えたのです。そしてネットワークの重要性が浮上してきました。副鼻腔炎の手術で顔が腫れ上がったときや、鼠径ヘルニアの手術後回復中に内出血してICUにお世話になった時は健康の重要性を認識しましたし、看病してくれたカミさんが神様に見えました。また、この頃からが旅立ち始めます。片親になったところで、金銭的にも残った親の心配が必要になり、「家族の軸」に「親」が入ってきます。人生が半分過ぎたことになりますから、そろそろ後半のことを考え始めるのも、この頃です。でも、まだまだ元気な人(だと思っている人も)は、時間の無駄と捉えるかもしれません。


60代になると、カミさん家族も重要でした。しかし、帯状疱疹を患い、回復が長引いたおかげで健康がダントツ一番になりました。健康が安定して子供達が巣立って一段落すると、解雇されてしまい、鬱になりかけました。こういう時は妻も大事ですし、話し相手になる腹心の友(幼馴染や同期)が支えになります。しかし、再就職したものの、コロナに襲われ、ロックダウンでそのまま終わりかと思いました。それを乗り越えた後は、再度解雇されても、へこたれず、自立する決断を得ました。飯の種探しは楽しかったです。流石にネットワークが一番重要になりました。実は私の転職はすべてコネ繋がりなのです。この頃になると、年金の話が出てきます。いくら貰えるのかとか、支出の補填のためにいつまで働こうかなど、場合によっては妄想のような考えが巡り始めます。


趣味は社会人になってもスキーは毎冬欠かせない行事で、ゴルフも会員権を2つ持つほど熱心にやっていたものの、子どもができた途端に仕事と子育てで趣味の時間は無くなりました。子どもが巣立ったあとは仕事が趣味のままというつまらない状況です。下の子は巣立ったとは言え、親元を離れているだけで、大学院の教育費も生活費も必要ですから、収入のために仕事は暫く止められないのです。


70代になったら、仕事のプライオリティを下げる予定ですから、出張ではなく、旅行を趣味として優先したいと考えています。


果たしてこれらの軸(特に失いたくない夫婦、親、子孫、健康、友、ネットワーク。そして失ってもなんとかなる仕事、収入、趣味)はどうバランスしてゆくのでしょうか。


あなたの価値観はいかがでしょうか?考えたこともないようでしたら、是非この機会に見直してみてください。


(追記)

価値観の優先順位をつけるとはどういうことか、参考になるYouTubeがありましたので、リンクを張っておきます。

https://www.facebook.com/reel/1624970928123291?fs=e&mibextid=Ls6BEq&fs=e&s=TIeQ9V


優先順位の付け方は「7つの習慣」が為になります。重要でないのに、緊急なことでカレンダーを埋めてませんか?

トラブル歓迎している従業員いませんか?ビジョンを決めて重要なことに常にプライオリティを置いて行動していないと、あっという間に一日が終わり、歳を取ってしまいますよ。



Aki Machida 町田 晶弘

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